結婚式を、再定義する。
── Emile Journal 創刊にあたって
結婚式は、もっと自由でいい。 写真だけでもいい。
家族に見守られて誓ってもいい。 そのあと、みんなで食卓を囲んでもいい。
大切なのは、決まった形に合わせることではなく、 ふたりが「こんな一日にしたかった」と思えること。
徳島で、そのための形を一緒に考える場所として、Emile Journalを始めます。
「結婚式、しないの?」
この質問に、ちょっと困った顔をしたことがある人へ。
したくないわけじゃない。 でも、たくさんの人を呼んで、何ヶ月も準備をして、大きな披露宴をする。
その形が、自分たちには合わない気がする。
だから「写真だけでいいかな」と言ってみたら、親に少し寂しそうな顔をされた。
エミールには、そんなおふたりがたくさん相談に来てくださいます。
結婚式は、小さくなったのではなく、濃くなった
昔の結婚式には、お披露目や会社のお付き合い、家と家とのつながりなど、いろいろな役割がありました。
今は、そのすべてを同じようにするのではなく、 「自分たちは何を大切にしたいんだろう」と考えて、選ぶ人が増えたように感じます。
誰に祝ってほしいのか。 誰にありがとうを伝えたいのか。 ふたりはどんな一日を過ごしたいのか。
100人を招く結婚式も素敵です。 家族だけだからこそ、一日ずっとそばにいて、ゆっくり話せる結婚式もあります。
私は、今の結婚式が「縮小した」とは思っていません。 小さくなったのではなく、濃くなった。 そんなふうに感じています。
「写真だけ」のつもりで始めて、気づいたこと
エミールウェディングは2022年、フォトウェディングのスタジオとして始まりました。 最初は、本当に「写真を撮る場所」をつくったつもりでした。
でも撮影の日には、ご家族が見に来てくださいます。
お母様が娘さんの白無垢姿を見て泣いたり、
お父様が普段は言わないような言葉を口にしたり。
そんな光景を何度も見ながら、思うようになりました。
これも、ふたりが選んだ結婚式なんじゃないか。
写真だけを残したいふたりなら、それでいい。
でも、「せっかく家族が集まるなら、ちゃんと誓う時間もほしい」
「両親にありがとうを伝えたい」というふたりもいる。
だったら、その時間もつくればいい。
そうして、撮影の日にできる挙式や、
乾杯とケーキを囲んで家族にありがとうを伝えるアフターパーティーが生まれました。
写真だけでもいい。 挙式をしてもいい。 家族と食卓を囲んでもいい。 全部やってもいい。
結婚式の形を先に決めるのではなく、ふたりがやりたいことから形をつくればいい。
それが、エミールが考えるウェディングです。
「結婚式を再定義する」ということ
エミールのミッションは、 「結婚式を再定義する。」
でも、奇抜な新しい結婚式をつくりたいわけではありません。
結婚式の中にずっとあった大切なものを残して、今のふたりに合う形に組み直す。
大切な人から「おめでとう」と言ってもらうこと。
ふたりが夫婦になる節目をつくること。 家族に感謝を伝えること。
そして何年後かに、 「あの日があってよかった」 と思えること。
私たちにとって「結婚式を再定義する」とは、そういうことです。
徳島を、日本で一番、結婚式を諦めなくていい県に
予算が合わない。 大勢の前に出るのが苦手。 家族の事情がある。
いろいろな理由で、「じゃあ何もしなくていいか」と諦めてしまう人がいます。
でも、本当は少しだけやってみたかったことがあるかもしれない。
ドレスを着たかった。 お母さんに白無垢姿を見せたかった。
家族みんなで写真を撮りたかった。 ちゃんと「ありがとう」を言いたかった。
そんな気持ちまで、諦めなくていいと思っています。
徳島を、日本で一番、結婚式を諦めなくていい県にする。
派手な結婚式を増やす、という意味ではありません。
「その予算なら、こんな方法があります」
「そのご家族なら、こんな一日はどうですか」 そう言える選択肢を、増やしていくことです。
だから、Emile Journalを始めます
新しい選択肢をつくるだけでは、足りないことにも気づきました。
この夏、あるご家族から、 「この新しい結婚式のスタイルが、よく分からない」 と相談を受けました。
親は何を着ればいい? 引き出物は必要? 相手のご家族には何か渡した方がいい?
分からなくて当然です。
今までとは違う選択肢をつくっておきながら、 私たちがまだ、それを十分に説明していなかったから。
だったら、自分たちで伝えていこう。
そう思って、Emile Journalを始めます。
ここに載せるのは3つ。
STYLE ── 今、徳島でどんな花嫁がかわいい?
REAL BRIDE ── 実際のおふたりの、ほんとうの話。
WEDDING GUIDE ── 「どうしたらいい?」への、現場からの答え。
「親は何を着る?」 「家族だけでも引き出物は必要?」 「写真だけのつもりだけど、挙式もできる?」
毎日お店で聞かれていることに、ひとつずつ答えていきます。
検索してもよく分からなかったことが、ここに来れば分かる。
徳島で結婚を考えたら、とりあえずEmile Journalを見る。
いつか、そんな場所になれたらと思っています。
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